“亜大のおかわり君”球界の横綱目指す

[ 2009年11月25日 06:00 ]

父・末明さん(右)、正岡スカウト(左)、仁村スカウト(後方)に囲まれてガッツポーズを作るドラフト3位・中田

 中日からドラフト3位指名を受けた亜大・中田が都内ホテルで契約金6000万円、年俸1200万円で仮契約。115キロの巨漢“ブーちゃん”こと中田は同郷で阪神1位指名の二神に「向こうは抜けていた存在だった。一番身近なライバル?そうですね」とライバル心をむき出しにした。

 明徳義塾3年夏は高知大会決勝で二神を擁する高知を下したものの、甲子園開幕2日前に不祥事が発覚して出場辞退。二神が代替出場した。「あれがあったからこそプロまで来られた」と中田。卒業時は大相撲界からのスカウトもあったが、迷わず亜大進学を決めた。東都大学リーグ史上14人目となる100安打も達成して、プロの世界の入り口に立った。「誰もが思うことだけど、同世代には負けたくない」。西武・中村の102キロを軽く上回る中日のおかわり君が、球界の横綱を目指す。

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2009年11月25日のニュース