ＭＶＰにツインズのマウアー！イチローは９位

　ア・リーグのＭＶＰ（最優秀選手）が２３日発表され、ツインズのジョー・マウアー捕手（２６）が初受賞した。

　捕手では史上１０人目（１５度目）の選出で、９９年のロドリゲス（レンジャーズ）以来１０年ぶり。２８人中２７人から１位票を獲得する結果に「グラウンドに立ち続けることが目標だったから、ＭＶＰなんて信じられない」と喜んだ。

　今季は捕手として史上最高打率・３６５をマークし、２年連続３度目の首位打者を獲得。抜群のバットコントロールに長打力も加わり、出塁率・４４４と長打率・５８７と合わせて、ア・リーグでは８０年ブレット（ロイヤルズ）以来の“３冠”も達成した。成長した要因に、開幕前に背中を痛めた点を挙げ「（初出場の５月１日まで）嫌でも体幹や腹筋を鍛えないといけなかった。これまでにないほど鍛えた」と話した。なおイチローは３３点で９位だった。