プロ注目右腕を土壇場で攻略 作新学院31年ぶりへ生き残った

[ 2009年7月23日 07:42 ]

 【栃木・作新学院2-1栃木工】プロ注目栃木工の144キロ右腕、中田を土壇場でうっちゃって今春栃木大会王者・作新学院が6年ぶり4強を決めた。

 零敗目前の9回2死三塁から好投を続けていた小嶋の代打・荻原が左中間三塁打。延長10回には田代が2死一、二塁で中田のスライダーを右越えサヨナラ二塁打して劇勝した。
 殊勲の背番号10は「高校初のサヨナラ打。打ったあと“おいしい”と思いました」と大興奮だ。62年春、夏全国連覇の名門も前回の夏の甲子園出場は31年前。連覇時のセンバツ優勝腕・八木沢氏(現ヤクルト2軍コーチ)や江川氏(元巨人)ら伝説のOBの話を常に関係者から聞かされているという田代は「今度は僕らが新しい歴史をつくる」と声を弾ませた。

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2009年7月23日のニュース