成瀬 胸なで下ろす初登板

[ 2009年3月26日 18:42 ]

 【ロ1-4中】ロッテの成瀬はオープン戦初登板を3回無失点と無難に終え、胸をなで下ろした。「投げられることをアピールするのも大事だが、結果を意識した。走者を出して、抑えられたのは収穫」。2安打の走者を、本塁にはかえさなかった。

 小池に二塁打を浴びるなど、1死三塁とされた7回は連続三振で切り抜けた。勝負どころは、持ち味のチェンジアップで空を切らせた。
 キャンプで左脚を痛めて出遅れたが、バレンタイン監督は「すべての球種をしっかり投げてくれた。とても良かった」とひと安心。今後は2軍戦での調整で実戦感覚を取り戻し、公式戦の登板に備える見込みだ。
 2007年に16勝を挙げた左腕も、昨季は調整に苦しみ8勝6敗。今季は若手の唐川、大嶺の調子が良く、先発争いに危機感を抱いていた。「去年が去年だったので今年は意識を変えたつもり」と挑戦者の心構えで、6年目に臨む。

続きを表示

2009年3月26日のニュース