原監督厳命!大田よ、中田になるな!

[ 2009年1月27日 06:00 ]

 巨人・原辰徳監督(50)が、ドラフト1位ルーキー・大田泰示内野手(18=東海大相模)について「体力」、「守備力」の徹底した強化を目指す意向を示した。「バッティングは全く心配していない」という指揮官は、春季キャンプで「まずプロの練習についていける体力があるか。次に守るということ」をチェック。「野球界で上に上がっていくための第1条件」という2点を、徹底指導で鍛え抜く考えでいる。

 特に三塁の守備を重要視。昨年は日本ハムの黄金ルーキー・中田が、守備面の不安から1軍に1度も昇格できなかった“前例”もある。原監督は「勝呂がしっかり、基本から叩き込んでくれるでしょう。そのために彼は来たんだから」と、昨年11月に就任した勝呂2軍内野守備走塁コーチを“特命コーチ”に任命。大田とのマンツーマン体制で守備力強化に取り組む。また恒例の“愛のノック”についても原監督は「もちろん」とし、自らもバットを持ってノックの雨を降らせる。

続きを表示

2009年1月27日のニュース