阪神の憲伸獲り 星野SDが直接出馬も

[ 2008年11月19日 06:00 ]

 FA権の行使を表明した中日・川上憲伸投手(34)獲得へ、阪神・坂井信也オーナー(60)が星野仙一SD(61)に出馬要請する可能性を示した。

 「方法としてはありますね。交渉に入ってからの話。ただ、相手さまに、うちのチームをよく知ってもらわないといけないから、そういう助けになる人がいればね」

 この日、大坂市内の阪神電鉄本社で南球団社長、沼沢球団本部長と会談した坂井オーナーは「FAも一般的な話題として話をした。獲得を目指すのは2、3人?そうです」と横浜からFA宣言した三浦とともに川上の争奪戦参戦を確認。三浦については現状でライバルは少ないが、川上は大リーグ挑戦を希望しているため、苦戦が予想される。そこで浮上したのが明大の先輩で師弟関係にある星野SDの直接出馬だ。

 川上は98年から4年間、中日で星野監督の下でプレー。今夏の北京五輪でも監督方針に従い、中継ぎで登板した。“奥の手”でメジャー志向のエースを振り向かせることができるか、注目される。

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2008年11月19日のニュース