智弁和歌山 76歳新監督が初采配飾る

[ 2008年9月28日 14:31 ]

<智弁和歌山・聖光学院>8回裏、智弁和歌山1死一塁、決勝の2点本塁打を放ちチームメートに迎えられる森本

 国体の高校野球硬式1回戦で、智弁和歌山が聖光学院に4-2で逆転勝ちし、鈴木新監督の初采配を飾った。9月の練習試合中に高嶋監督(当時)が部員をけって謹慎となり、コーチから就任。76歳の新監督は「この1勝だけはと思っていた」と笑顔を見せた。

 8回に決勝2ランを放った森本は「最後なので楽しむ雰囲気だったが、8回からはみんなの目の色が違った」という。ただ高嶋前監督の不在には「いないとさみしい」とあらためて存在の大きさを感じた様子だった。

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2008年9月28日のニュース