魂の投球!西口「M17」呼ぶ8勝目

[ 2008年9月3日 22:14 ]

7回途中まで無失点で8勝目を挙マーク。ファンの声援に応える西口

 【西2―0ロ】西武が4投手で完封。7回途中まで4安打に抑えた西口が8勝目。グラマンは26セーブ目。打線は4回に中島の右前打で先制。8回には江藤がしぶとく中前に落とし、貴重な1点を加えた。ロッテの連勝は4で止まった。

 ≪渡辺監督絶賛!≫大きく振りかぶり、体全体を使ったフォームから力のある直球を投げ込んだ。西武の西口は7回途中まで無失点。「真っすぐに切れが出てきたのが大きい」と何度もうなずいた。
 3回まで毎回、味方の失策が絡んだピンチを抱えた。3回は無死一、二塁だったが、4番・橋本から3人で片付けた。打ち取った球はすべて直球。武器のスライダーに頼らない“攻めの投球”でピンチを乗り切った。
 これで4連勝。春先にはなかった直球の力強さがこのところの好調の要因だ。この日も最速145キロをマーク。渡辺監督は「最近の真っすぐには自信があるんだろう。魂がこもっている。145キロ以上の速さを感じる」と目を見張った。
 ベテラン右腕の好投で、優勝へのマジックナンバーは「17」に。リーグ優勝の経験が豊富な西口がペナント奪取へ向け、スパートをかけたチームを支えている。

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2008年9月3日のニュース