“虎キラー”三浦番長14カ月ぶり完封!

[ 2008年9月3日 21:29 ]

今季初完封で7勝目を挙げ、自転車に乗ってスタンドのファンのもとへ向かう三浦

 【横8―0神】横浜の三浦が昨年7月以来の完封で7勝目。緩急を巧みに使い、連打を許さなかった。打線は2回に金城、相川の連続本塁打で3点。5回に2点を加え、7回には村田、吉村にも一発が飛び出した。阪神は4連敗で、横浜戦は6連敗。

 ≪三浦が投げると躍動感!≫ホームプレートの幅を最大限に使い、打者のひざ下に球を集める。エースの品格を見せつけた横浜の三浦が、昨年7月13日以来となる完封勝利を挙げ、チームの阪神戦の連勝を6に伸ばした。
 8回まで三塁を踏ませなかった。9回、先頭の金本をこの試合初めての四球で出塁させる。「明日も試合があるし、一発がある。警戒しすぎて力が入りすぎた」と三浦。その後、2死一、三塁のピンチを背負うが、最後は代打の桜井を空振り三振。阪神を眠らせたまま試合を終わらせた。
 2回、5回、7回と打線の援護も絶妙だった。「苦しい時に追加点をもらって、攻めの投球ができた」。三浦のテンポの良さが打線のリズムを生み、打線の勢いが投球に余裕を生ませる。大矢監督も「三浦の試合は躍動感が出る」と、投打の相乗効果を感じていた。
 右肩の張りで2カ月間、戦列を離れていたが、これで7勝目。2ケタ勝利も視界に入ってきた。

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2008年9月3日のニュース