五輪候補 川上150キロ交流戦14勝

[ 2008年6月22日 06:00 ]

躍動感タップリに力投する川上

 【中日6―1ロッテ】中日の川上が6回途中まで投げ、無失点で5勝目を挙げた。3度も無死で得点圏に走者を置きながら、得点は与えず「最低限の仕事はできた」とほっとした様子だった。前日は北京五輪日本代表最終候補に当然のごとく選ばれた。明大の大先輩・星野監督は本大会で先発と中継ぎ兼用での起用を明言するなど“五輪当確”の右腕は最速150キロを記録し、何度もガッツポーズをつくった。

 これでロッテ戦は1安打完投、1安打完封に続く3連勝と抜群の相性。トップに立っていた交流戦での通算勝利数を14勝に伸ばした。チームを4連勝に導いたエースは「打撃陣がすぐ援護してくれたので、リズムに乗って投げることができた」と野手への感謝は忘れなかった。

 ▼中日・小池(2番・中堅で横浜から移籍後初出場。1打数無安打も犠打と犠飛で役目を果たし)とりあえずきょうはひと安心。後はヒットという結果がついてくれば。

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2008年6月22日のニュース