認められた!松坂流“投げ込み”仕上げ

[ 2008年2月14日 06:00 ]

グランド整備のカートを横目に黙々とキャッチボールする松坂

 レッドソックスの松坂が求めていたキャンプでの投げ込みについて、ファレル投手コーチが12日、受け入れる考えを示した。昨年は徹底した球数制限を設けたが「もっと投げ込み、肩をつくりたいと強く主張された。話し合いを重ね、目標が達成できるようにしたい」と軟化。「球数を投げて肩を締めることで見えてくるものがある」と話す松坂には朗報だ。

 昨年はオープン戦までの10日間で計358球しか投げられなかった。松坂は米メディアの取材に「日本では夏場に1度疲れのピークが来る。昨年は疲れが抜けず終盤戦に立て直せなかった」と話しているが、思い通りの調整ができれば同じ失敗を繰り返さずに済む。この日は約30分間の強めのキャッチボールで終えたが、昨季より“快適”な練習環境が整いそうだ。

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2008年2月14日のニュース