涙の豊「1人欠けたらトリオじゃない」

[ 2008年1月24日 06:00 ]

加藤さん通夜、棺の前で合掌する横浜・三浦

 大洋(現横浜)、阪神などで外野手として活躍し、21日に肺がんのため56歳で他界した加藤博一(かとう・ひろかず)氏の通夜が23日、神奈川県逗子市内で営まれた。現役当時のユニホームが飾られた会場には元大洋監督の関根潤三氏、同僚だった佐々木主浩氏ら約800人が弔問に訪れた。葬儀・告別式は24日に行われる。現役時代に加藤氏、屋鋪要氏とともに俊足のスーパーカートリオとして活躍した高木豊氏は「サヨナラは言いたくない。1人欠けたらトリオじゃなくなる」と目を真っ赤にして語った。会場には長嶋茂雄巨人終身名誉監督、ソフトバンク・王貞治監督らからも献花が届いていた。

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2008年1月24日のニュース