行ってびっくり高浜 母校で松坂に遭遇

[ 2008年1月9日 06:00 ]

 サプライズの“お年玉”だ。高校生ドラフト1巡目の阪神・高浜卓也内野手(18=横浜)が横浜市内の同校で自主トレを公開。グラウンドに足を踏み入れると、視線の先に予期せぬ人物の姿が飛び込んできた。大粒の汗を流し、体を動かす横浜の大先輩、松坂(レッドソックス)だった。

 「松坂さんにあこがれて横浜に入ったので、お会いすることができてうれしかった」。存在感に圧倒され、極度の緊張で交わした言葉はあいさつだけ。それでも現役メジャーリーガーから貴重な助言を受けた。「“野手でもしっかり走れ”と言われた」という高浜は即、行動に移した。約400メートルの距離を制限タイムの約70秒で10周走る同校の名物練習「ダービー」を敢行するなど、約4時間にわたって走り込み中心のメニューに取り組んだ。
 本格始動初日から強運を発揮した阪神期待の星。「(オフは)いい報告をしたい」。松坂イズムを注入された高浜は1年後の再会を信じていた。

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2008年1月9日のニュース