「桂福団治 芸歴六十五年記念公演」開催発表 「100歳までやれれば」

[ 2025年8月21日 14:34 ]

11月に大阪松竹座で「芸歴六十五年記念公演~上方落語界最古参の福團治~」を開催することを発表した桂福団治
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 落語家・四代目桂福団治(84)は21日、大阪市内で「芸歴六十五年記念公演~上方落語界最古参の福團治~」(11月29日、大阪松竹座)の開催を発表。「噺家生活65年を振り返って、いろいろな話をしたい。その後は全国を暗夜行路して…。できれば100歳までやれれば」と意気込みを語った。

 福団治は60年に三代目桂春団治に入門。桂一春、小春を経て73年に四代目桂福団治の名跡を継いだ。人形浄瑠璃の三味線の合いの手を入れる小咄「ペケペン落語」でも人気を得た。また、声帯ポリープが発覚して一時期声が出なくなり、それがキッカケで手話落語を始めた。

 上方落語界の最古参。10月26日に85回目の誕生日を迎える。年齢を感じさせないほど元気そのもの。2、3年前に自動車の運転免許を返納してから散歩が日課となった。「1駅手前で降りて歩いて。今ちょっと、腰が痛いんです。物忘れしたり、耳も遠くなって。でも病院へ行ったら、医者から“大丈夫。年齢です”と言われた。どこも悪いところはないそうです」と苦笑い。付き添ったマネージャーが「性格が悪いんです」と医者に告げると「その薬はございませんって言われた」と笑わせた。

 また、「毎日10回、般若心経を唱えてます」。好きなカラオケにはヒマを見つけて通い「懐メロが好き。石原裕次郎さんを歌います」。しゃべって、歌って、滑舌のトレーニングに「効果があると思います」と笑う。

 “ペケペン落語”など創作モノを経て、今は人情噺で聞かせる落語家に。「藪入り」「鼠穴」「しじみ売り」は「私のトレードマーク」と胸を張る。60周年公演の後に起こったコロナ禍で、ライフワークとしていた全国行脚の公演が軒並み中止となった。これまで積み重ねてきた人生経験、人の情けを「次の世代へ伝えていきたい」と今回の記念公演が終わればまた、全国を回って高座に上がるつもり。「生芸、総合個人プレーの落語の魅力を、日本の伝統芸能として伝えていきたい」と決意を語った。

 当日は「何をやるかお楽しみ」と2題の演目は現在模索中。ゲストに桂南光、笑福亭鶴瓶、笑福亭松喬、桂二葉ら人気者が勢揃い。出演者全員による座談会も予定している。

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