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サマランチ氏 五輪旗に包まれて安置

[ 2010年4月23日 06:00 ]

サマランチ前IOC会長のひつぎに献花する娘のマリアさん

 21日に89歳で死去した国際オリンピック委員会(IOC)のフアン・アントニオ・サマランチ前会長の告別式が22日、バルセロナのカタルーニャ自治州政府庁舎で行われ、IOCのジャック・ロゲ会長は「リーダー、恩師、そして友人だった」と故人をしのんだ。スペインのフェリペ皇太子夫妻らも出席。告別式後に同庁舎の大広間で、五輪旗に包まれたひつぎが一般に公開され、多くの人が地元バルセロナ出身のサマランチ前会長へ別れを告げた。息子のサマランチ・ジュニア氏は「父は長野五輪で偉大な業績を残したと思う。彼にとって日本での五輪開催は重要な任務の一つだった。日本をとても愛していたようだ」と話した。

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2010年4月23日のニュース