フェルスタッペン5連勝でストップ、V2決定は日本GPへお預け ペレス今季2勝目、角田リタイア

[ 2022年10月3日 00:26 ]

F1第17戦シンガポールGP決勝 ( 2022年10月2日    マリーナベイ・ストリート・サーキト=1周5・063キロ )

7位に終わり、2年連続総合優勝決定を次戦日本GPに持ち越したフェルスタッペン(レッドブル)
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 2番手からスタートしたレッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)が10戦ぶり今季2勝目、通算4勝目を挙げた。ポールポジション(PP)から出たフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が2位で、4番手スタートの同僚カルロス・サインツ(スペイン)が3位。総合首位を独走するレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は7位に終わり、2年連続総合優勝決定は次戦日本GP(9日決勝、鈴鹿)以降へ持ち越しとなった。

 雷雨によりスタートが約1時間遅れた上に、路面がなかなか乾かない厳しいコンディションでリタイアが続出。進行も遅れ、レースは2時間で打ち切られた。スタートではペレスがルクレールをかわしてトップに立つ一方、フェルスタッペンは立ち上がりに失敗して8番手から12番手に後退。ペレスとルクレールの2台が大きく抜け出す展開となり、フェルスタッペンは徐々に順位を上げたものの、5番手を走行していた40周目のターン7を曲がりきれずに順位を落とし、第12戦フランスGPからの連勝も5でストップした。

 10番手から出たアルファタウリの角田裕毅は今季4度目のリタイアに終わった。22周目にマシンコントロールを乱し、3台に抜かれて12番手に後退。35周目にタイヤをインターミディエイトからミディアムに替えた直後、ターン10を曲がりきれずにタイヤバリアへクラッシュした。次戦日本GPはF1参戦2年目で初の凱旋レースとなる。7番手からスタートした同僚ピエール・ガスリー(フランス)は10位で2戦連続入賞を果たした。


 ▽決勝順位

 (1)ペレス(レッドブル)

 (2)ルクレール(フェラーリ)

 (3)サインツ(フェラーリ)

 (4)ノリス(マクラーレン)

 (5)リカルド(マクラーレン)

 (6)ストロール(アストンマーチン)

 (7)フェルスタッペン(レッドブル)

 (8)フェテル(アストンマーチン)

 (9)ハミルトン(メルセデス)

 (10)ガスリー(アルファタウリ)

 (11)ボッタス(アルファロメオ)

 (12)マグヌセン(ハース)

 (13)シューマッハー(ハース)

 (14)ラッセル(メルセデス)

 リタイア 角田裕毅(アルファタウリ)

 リタイア オコン(アルピーヌ)

 リタイア アルボン(ウィリアムズ)

 リタイア アロンソ(アルピーヌ)

 リタイア ラティフィ(ウィリアムズ)

 リタイア 周冠宇(アルファロメオ)

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