7番手スタートのフェルスタッペンが5連勝&今季11勝目で総合V2へさらに前進 角田は14位

[ 2022年9月11日 23:30 ]

F1第16戦イタリアGP決勝 ( 2022年9月11日    モンツァ=1周5・793キロ×53 )

F1イタリアGPで今季11勝目を挙げたフェルスタッペン(AP)
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 今季総合首位を独走するレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が5連勝で今季11勝目、通算31勝目を挙げ、2年連続年間王者へさらに前進した。

 パワーユニット(PU)の部品交換によるペナルティーで7番手スタートも1周目で3番手、5周目には2番手へ浮上。フェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が1回目のタイヤ交換を行った13周目でトップに立ち、ミディアムタイヤに替えた25周目で2番手に下がったものの、34周目のルクレールの2回目のピットインで再び首位に浮上。47周目にマクラーレンのダニエル・リカルド(オーストラリア)がコース上でストップしたためセーフティーカーが入り、各車が隊列を組んだままゆっくり走行してチェッカーを迎えた。

 2位はポールポジション(PP)から出たルクレールで、フェラーリは3年続けて地元GPで優勝を逃した。3位はメルセデスのジョージ・ラッセル(英国)、4位は18番手スタートから14台を抜いたフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)。19番手スタートだったメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)も14台抜きで5位に入った。

 PUの部品交換によるペナルティーでグリッド最後尾からのスタートとなったアルファタウリの角田裕毅は14位だった。序盤は快調なペースで一時11番手まで浮上したが、タイヤ交換後は順位を思うように上げられなかった。同僚のピエール・ガスリー(フランス)は8位に入り、今季5度目の入賞。虫垂炎のため欠場したウィリアムズのアレクサンダー・アルボン(タイ)の代役としてF1デビューしたニック・デフリース(オランダ)が9位に入り、いきなりポイントを獲得した。

 ▽決勝順位

 (1)フェルスタッペン(レッドブル)

 (2)ルクレール(フェラーリ)

 (3)ラッセル(メルセデス)

 (4)サインツ(フェラーリ)

 (5)ハミルトン(メルセデス)

 (6)ペレス(レッドブル)

 (7)ノリス(マクラーレン)

 (8)ガスリー(アルファタウリ)

 (9)デフリース(ウィリアムズ)

 (10)周冠宇(アルファロメオ)

 (11)オコン(アルピーヌ)

 (12)シューマッハー(ハース)

 (13)ボッタス(アルファロメオ)

 (14)角田裕毅(アルファタウリ)

 (15)ラティフィ(ウィリアムズ)

 (16)マグヌセン(ハース)

 リタイア リカルド(マクラーレン)

 リタイア ストロール(アストンマーチン)

 リタイア アロンソ(アルピーヌ)

 リタイア フェテル(アストンマーチン)

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2022年9月11日のニュース