ルマン24時間 トヨタ4連覇、可夢偉は悲願初V 日本人4人目「感謝したい」

[ 2021年8月23日 05:30 ]

ルマン24時間で優勝し、表彰式でトロフィーを掲げるトヨタ7号車の小林可夢偉(右から2人目)ら(AP)
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 伝統の自動車耐久レース、第89回ルマン24時間は22日、フランス西部ルマンのサルテ・サーキット(1周13・626キロ)でゴールを迎え、トヨタは小林可夢偉らの7号車が優勝し、4連覇を達成した。過去最高は2位だった小林は悲願のルマン初制覇、日本人4人目の優勝ドライバーとなった。レース最多連覇はポルシェが1980年代に記録した7連覇。昨年まで3連覇した中嶋一貴らの8号車が2位に入り、トヨタは2年ぶりワンツーフィニッシュとなった。

 「最後は絶対に(ゴールまで)車を持って来るぞという心づもりだった。ずっと悔しい思いをしてきたが、チャンスをいただいて勝てたことに感謝したい」と小林。ポールポジションから首位を快走。安定した走行で栄冠をつかんだ。

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