角田が初のQ3進出で自己最高予選8番手 最後はクラッシュ F1アゼルバイジャンGP

[ 2021年6月5日 22:54 ]

 自動車のF1世界選手権シリーズ第6戦アゼルバイジャンGPは5日、バクー市街地コース(1周6・003キロ)で予選が行われ、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が初めて予選3回目進出を果たし、自己最高の8番手につけた。フェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が1分41秒218で2戦連続、通算9回目のポールポジション(PP)を獲得。メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が2番手となった。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は3番手、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー(フランス)が自己最高4番手、レッドブル・ホンダのセルヒオ・ペレス(メキシコ)が7番手につけ、ホンダ勢は4台全てがトップ10入りした。

 予選1回目からアストンマーチンのランス・ストロール(カナダ)とアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィ(イタリア)がクラッシュし、2度の赤旗中断が発生した。角田は残り9分余りで記録なしの状態から11番手で通過すると、予選2回目はトップのフェルスタッペンから0・029秒差の1分41秒654をマークして4番手に。残り1分半でマクラーレンのダニエル・リカルド(オーストラリア)がクラッシュし、予選2回目は打ち切られて角田の3回目進出が決まった。予選3回目は角田が1分42秒211をマークした後、各車がラストタックに入った段階でフェンスへクラッシュ。避けきれなかったフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)もクラッシュし、予選はここで終了となった。

 ▽予選順位

(1)ルクレール(フェラーリ)

(2)ハミルトン(メルセデス)

(3)フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

(4)ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)

(5)サインツ(フェラーリ)

(6)ノリス(マクラーレン)

(7)ペレス(レッドブル・ホンダ)

(8)角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)

(9)アロンソ(アルピーヌ)

(10)ボッタス(メルセデス)

<以下予選2回目敗退>

(11)フェテル(アストンマーチン)

(12)オコン(アルピーヌ)

(13)リカルド(マクラーレン)

(14)ライコネン(アルファロメオ)

(15)ラッセル(ウィリアムズ)

<以下予選1回目敗退>

(16)ラティフィ(ウィリアムズ)

(17)シューマッハー(ハース)

(18)マゼピン(ハース)

 ストロール(アストンマーチン)

 ジョビナッツィ(アルファロメオ)

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2021年6月5日のニュース