インディ500連覇へ佐藤琢磨「3つ目狙う」松山&大谷から刺激も
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自動車レースのインディカーシリーズに参戦するレイホール・レターマン・ラニガンの佐藤琢磨(44=ホンダ)が17日、2年連続3度目の優勝を目指す第105回インディアナポリス500マイル(インディ500)を前に米インディアナポリスからオンライン取材に応じ、「ディフェンディングチャンピオンとして戻るので頑張りたい。3つ目(の優勝リング)を狙い、全力で走りたい」と史上6人目の連覇へ意気込みを語った。
新型コロナウイルスの影響で例年の5月から8月に延期された昨年は無観客開催の中、予選3位で初のフロントロースタート。序盤から順調なレース運びを見せ、史上20人目の複数回優勝を果たした。今年は車体のレギュレーション変更もあり、「言葉では簡単だが、連覇はもの凄くハードルが高い」と語りながらも、2年ぶりの有観客開催で30日(日本時間31日未明)の決勝には約14万人の観客が来場予定で、「昨年はグレー一色のスタンドの中で走った。14万人も入るのは凄いこと。関係者、スポンサー、支えてくれるファンに感謝したい」と話した。
4月にゴルフのマスターズをアジア人として初めて制した松山英樹(レクサス)、米大リーグのエンゼルスで活躍する大谷翔平には「松山君の活躍は歴史的。大谷君の(16日の)逆転ホームランには気持ちとエネルギーをいただいた」と刺激を受けている様子。アジア人で唯一、世界3大レースのインディ500王者の佐藤も、今度は自分の番だとばかりに「全力で頑張りたい」と改めて誓った。
▽佐藤琢磨のインディ500制覇VTR
☆2017年 予選で4位に入り、2列目からスタート。一時は17番手まで後退するも徐々に順位を上げ、残り5周で先頭のカストロネベスを交わすと、そのまま猛追を振り切って日本人初、アジア人初の制覇を成し遂げた。
☆2020年 初のフロントロー(予選3位)からスタート。173周目で実質的な先頭に立つと、残り5周で他車の事故により先導車が入り、ゆっくりと史上20人目の複数回優勝のチェッカー。新型コロナの影響で8月開催となった異例ずくめのレースを43歳で制した。



