ロズベルクが3勝目 Mホンダ勢はリタイア

[ 2015年6月21日 23:36 ]

今季3勝目を挙げたロズベルク(AP)

 F1シリーズ第8戦、オーストリア・グランプリ(GP)は21日、オーストリアのシュピールベルクで決勝が行われ、ニコ・ロズベルク(ドイツ、メルセデス)が今季3勝目、通算11勝目を挙げた。マクラーレン・ホンダ勢のジェンソン・バトン(英国)とフェルナンド・アロンソ(スペイン)はともに序盤にリタイアした。2位はポールポジション(PP)から出た総合首位のルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)、3位はフェリペ・マッサ(ブラジル、ウィリアムズ・メルセデス)だった。

 2年連続でオーストリアGPを制したロズベルクは「素晴らしい気分だ」と喜びに浸った。

 予選は2位で、総合首位を争うハミルトンの後塵を拝した。しかし、決勝は「最高のスタートが切れた」と第1コーナーまでに1位を奪取。あとは完璧なレース運びで勝ち「レース中のペースも良かった。全てがうまくいった」と笑みが絶えなかった。ハミルトンも「きょうはニコ(ロズベルク)が素晴らしい仕事をした」と脱帽した。(共同)

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2015年6月21日のニュース