トヨタ“究極のエコカー”新型燃料電池車販売へ

[ 2014年6月26日 05:30 ]

トヨタ自動車が発売すると発表した燃料電池車の試作車

 トヨタ自動車は25日、セダンタイプの新型燃料電池自動車(FCV)を14年度内に販売することを発表した。

 FCVは水素と酸素の化学反応により発電させて走行するもので、排出するものは水のみ。自動車用燃料の多様化に対応し、二酸化炭素や環境負荷物質を排出せず、現状のガソリンエンジン車と同等の利便性を持っている。

 同社はFCVを究極のエコカーとして考えている。航続距離は約700キロを確保し、燃料の補給に要する時間は3分程度。販売は水素ステーションの整備が予定されている四大都市圏が中心となる見込みで、価格は700万円程度を予定している。

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2014年6月26日のニュース