広島の呉港高など日本勢全てゴール 豪ソーラーカーレース
オーストラリア大陸を約3千キロにわたって縦断する世界最大級のソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」で、呉港高校(広島県)など日本から出場した5チームはすべて、最終日の13日までに南部アデレードのゴールに到着した。
今回は22の国・地域から計38チームが出場し、6日に北部ダーウィンを出発。東海大は全道程を自力で完走し、残り4チームは一部区間を車で運搬した。各チームのソーラーカーは13日、アデレード市内をパレードした。
呉港高校チームの山田修司講師は「車は生徒の手作り。自力完走が目標だったが、強風による空気抵抗に苦しんだ」。神奈川工科大(神奈川県)チームの関係者は「出発当初はうまく発電できなかった。事前の準備が万全なら自力完走もできた」と悔しそうに話した。
他に参加したのは金沢工業大(石川県)、工学院大(東京都)。(共同)
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