マツダ、初のHV「アクセラ」発表 燃費30・8キロ

[ 2013年10月9日 16:49 ]

マツダのアクセラ・ハイブリッド車

 マツダは9日、主力乗用車「アクセラ」を全面改良し、11月21日に発売すると発表した。アクセラは2003年に初代が登場し、新モデルは3代目となる。同社として初のハイブリッド車(HV)も用意した。

 価格は最も安い排気量1500CCのガソリンエンジンモデルが171万1500円。HVは237万3千円から。北米や欧州、オーストラリアなど海外でも展開する。

 HVは排気量2千CCでトヨタ自動車のハイブリッドシステムを採用した。燃費性能はガソリン1リットル当たりの走行距離が30・8キロ。トヨタの主力HV「プリウス」とほぼ並ぶ。

 排気量1500CCのガソリン車は、独自の低燃費技術「スカイアクティブ」を採用し、現行モデルに比べて燃費性能を26%高め、ガソリン1リットル当たり19・6キロを走れる。ディーゼルエンジンモデルは来年1月に発売する。

 マツダの小飼雅道社長は東京都内で開いた発表会で「マツダの魅力の全てを結集した。マツダらしい車づくりの理想にまた一歩近づいた」とあいさつ。アクセラを国内で年間3万6千台、世界で年間50万台販売する目標を示した。

 アクセラは03年以来、120カ国以上で370万台以上を販売。マツダの年間販売台数の約3割を占めている。

続きを表示

2013年10月9日のニュース