トヨタ社長、クラス2位で完走 ドイツの国際自動車レース

[ 2013年5月21日 10:55 ]

 トヨタ自動車の豊田章男社長は、ドイツ西部ニュルブルクで19~20日(日本時間20~21日)に開かれた国際自動車レース「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」決勝にドライバーの一人として出場した。豊田社長のチームは総合で175台中の37位、車種ごとに設定されたクラス別では10台中の2位で完走した。

 豊田社長は「モリゾウ」という名前で出場。インターネット中継で「レースでは本当に良い車でないとちょっとしたことで大変なことになる。良い車をつくるセンサーがこの経験で研ぎ澄まされる」と述べ、出走を自動車の開発に生かしていく考えを示した。

 チームは高級スポーツカー「レクサスLFA」で出走。豊田社長はプロレーサーら3人と交代で運転した。トヨタからは他にスポーツカー「86(ハチロク)」2台が参戦。豊田社長は86には乗らなかった。

 レースには富士重工業系や日産自動車系のチームも参加した。(共同)

続きを表示

2013年5月21日のニュース