１２年度国内新車販売　アクア、プリウス抜き初の首位に

トヨタ自動車の小型ハイブリッド車「アクア」

　日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が４日発表した２０１２年度の車名別国内新車販売台数は、トヨタ自動車の小型ハイブリッド車（ＨＶ）「アクア」が前年度比約４・４倍の２８万２６６０台となり、初めて首位に立った。

　１１年度まで３年連続でトップだったトヨタのＨＶ「プリウス」は９・５％減の２８万９２９台で、２位に転落した。

　軽の２強であるスズキの「ワゴンＲ」や、ダイハツ工業の「ミラ」もそれぞれ４位と５位を確保し、上位１０車種のうち６車種を軽自動車が独占。低価格で燃費も良い小型車と、軽自動車への消費者のシフトが強まった。