「札幌モーターショー」開幕 寒冷地仕様の電気自動車お披露目

[ 2012年2月17日 10:45 ]

「札幌モーターショー」で展示された寒冷地仕様の電気自動車

 北海道で初めての自動車ショー「札幌モーターショー」が17日、札幌市豊平区の札幌ドームで開幕した。国内外の自動車、バイクメーカーの最新モデルや道内企業が中心となって開発した寒冷地仕様の電気自動車など約180台が集結した。19日までで、約10万人の入場を目指す。

 開場に先立って開かれた式典で、高橋はるみ知事は「北海道は災害リスクが少なく、再生可能エネルギーも豊富。自動車関連産業にとっての優位性をアピールしたい」とあいさつした。

 各メーカーのコンセプトカーに並んでお披露目された“道産”電気自動車は、市販車をベースに道内企業が開発。寒さでリチウムイオン電池の性能が低下しないよう断熱シートで保温するなど、寒冷地対策を施した。

 モーターショーは午前10時から午後6時(最終日は午後4時)まで。当日入場料は一般1200円、中・高校生700円で、小学生以下は無料。

続きを表示

2012年2月17日のニュース