8週連続の上昇…ガソリン137円50銭

[ 2010年4月28日 06:00 ]

 石油情報センターは28日、レギュラーガソリンの26日現在の全国平均小売価格が前週(19日)より2円30銭高の1リットル当たり137円50銭だった、と発表した。8週連続の上昇で、今年最高値を更新。約7カ月ぶりの大幅な上昇幅となった。

 原油高を背景に石油元売り各社が引き続き卸価格を引き上げたのを受け、ガソリンスタンドでも値上げの動きが続いた。自動車の利用が増える大型連休を前に、ガソリン高は家計にとって痛手となる。石油情報センターは「当分上昇傾向が続くだろう」とみている。
 平均価格は46都道府県で上昇。最も上がったのは神奈川で5円60銭高だった。次いで佐賀が4円10銭高、埼玉が3円80銭高と続き、140円台は長崎など5県に上った。高知は前週と変わらず、下落した県はなかった。
 ハイオクは2円30銭高の148円30銭、軽油は2円10銭高の115円90銭だった。

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2010年4月28日のニュース