“大物キラー”井上拓真 井岡も倒す!対日本人全勝の元4階級王者攻略自信 兄・尚弥から“金言”も
WBC世界バンタム級タイトルマッチ 王者・井上拓真《12回戦》同級4位・井岡一翔 ( 2026年5月2日 東京ドーム )
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WBC世界バンタム級王者の井上拓真が18日、横浜市内の大橋ジムで同級4位の井岡一翔との初防衛戦に向けた練習を公開した。昨年11月に行われた那須川天心(27=帝拳)との王座決定戦で判定勝ちして勢いに乗る王者は、日本人対決6戦全勝の元4階級制覇王者撃破へ自信満々。兄・尚弥から“金言”を授かったことも明かした。
“大物キラー”の本領を発揮する時が来た。拓真は切れのあるシャドーを1ラウンド披露し「調整面も体調面も前回同様バッチリ。自分が王者だが挑むような気持ち」と覚悟を口にした。
相手は日本人初の5階級制覇を狙う井岡。昨年大みそかのバンタム級転級初戦をリングサイドで観戦し「見た目では分からない強さがあると思う。(カウンターの)タイミングもピカイチ」と敬意を表す。それでも「レジェンド相手にどう戦って勝つのかを見てもらいたい。日本人初黒星をつける」と気合十分。攻略法は「内緒です」とけむに巻いたが、イメージは既に固まっている。
前戦では格闘技54戦無敗だった“神童”那須川に初黒星をつけた。24年のWBA王座の初防衛戦では、IBFスーパーフライ級王座を9度防衛した難敵アンカハス(フィリピン)に9回KO勝ちするなど、大物食いは得意分野。世界王者の八重樫東、田中恒成含め対日本人全勝の井岡攻略に自信を示す。
同興行のメインで中谷潤人との“世紀の一戦”に臨む、兄・尚弥とは24年5月の東京ドーム戦以来、約2年ぶりの兄弟同時世界戦。尚弥からは井岡の弱点を指摘する「ここでは言えない」アドバイスを授かったことも明かし「ナオ(尚弥)につなげる、そこまでがセット」と勝利のバトンをつなぐ決意だ。
初防衛に成功すれば指名挑戦者となった那須川との再戦が待つ。「また戦えば自分が勝つ」と貫禄を漂わせながら「そんなところを気にしてられない」と表情を引き締めた。屈指の技術戦を制すため、まずは目先の相手に全力を注ぐ。
≪日本ボクシング史上最多5万5000人規模≫会見に同席した大橋ジムの大橋会長は、拓真の試合もある井上尚―中谷戦の興行はチケット完売で日本ボクシング史上最多となる5万5000人規模になることを明かした。同じく東京ドームで行われた90年2月のタイソン―ダグラス戦(5万1600人)、24年5月の井上尚―ネリ戦(4万3000人)の動員数を大きく上回ることとなり、同会長は「ボクシング界にとって歴史に残る一日になる」と期待を込めた。



















