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井上拓真 井岡一翔vs八重樫東は高2の時…「自分がまさか」レジェンド対策はバッチリ「当日を楽しみに」

[ 2026年4月18日 15:32 ]

WBC世界バンタム級タイトルマッチ   王者・井上拓真(大橋)<12回戦>同級4位・井岡一翔(志成) ( 2026年5月2日    東京ドーム )

ポーズを取る(左から)井上真吾トレーナー、井上拓真、大橋会長(撮影・篠原岳夫)
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 プロボクシングWBC世界バンタム級王者の井上拓真(30=大橋、21勝5KO2敗)が18日、横浜市内の所属ジムで、元世界4階級制覇王者・井岡一翔(37=志成)との防衛戦へ向けた公開練習を行った。試合は5月2日に東京ドームで開催される世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)―WBA・WBC・WBO同級1位・中谷潤人(28=M.T)のアンダーカードとして行われる。

 大橋ジムの大橋秀行会長は試合について「井岡選手はベテランでレジェンド。こちらが挑戦者のつもりでいく感じの試合になると思う。自分もそういう気持ちなので」とコメント。「拓真の気迫とスピード、技術戦になるとは思うんですが、最後は気持ちの戦いになると思うので、必ず拓真が勝つと思う」と勝利に太鼓判を押した。

 大橋ジムとしては、2012年6月に当時のWBA世界ミニマム級王者・八重樫東(現トレーナー)がWBC同級王者だった井岡に統一戦で激闘の末、判定負けして以来の“対井岡”となる。大橋会長は「八重樫とやった時、拓真は高校2年生。まさかこういう日が来るとは思わなかった」と感慨深げ。「井岡選手も年齢を重ねて、一度引退してからいろんなことを勝ち抜いて来た強さがある」と表現し、「スーパーフライ級からバンタム級というのはそんなに壁は厚くないと思う。体格差も難しい上げ方ではないと思うので、100パーセントの強い井岡選手が来ると思う。そこで拓真の勝っているスピード、機動力が鍵になると思ってます」と予想した。

 拓真も八重樫vs井岡について「覚えてます。自分もまさかという感じ」と想像していなかったと明かした。大橋会長と同じく「階級の差は特に感じていない」と自身のアドバンテージを否定し、昨年末の試合を生観戦した井岡について「衰えているとは思ってない。こっちもしっかり準備するだけ」と印象を述べた。井岡対策を問われると「どの試合でもタイミングがピカイチ。そのタイミングに気をつけながら、いろんな駆け引きをやっていきたい」と回答。試合プランに関して「前回同様いろいろ考えている。その中でどれがどうやって当てはまるか、やりやすいかを試合中に考えながらやっていく」と一端を明かし、井岡が連敗したフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)戦は参考になるかとの問いには「どの試合も参考になる部分はある。いろんな展開を想定しているので当日を楽しみにしてください」と話した。

 「テクニックで勝る練習もしている」という父・真吾トレーナーは、具体的な内容についての質問に「言えないですよ!?言っちゃったら全てじゃないですか?内緒です」と苦笑い。その上で「そこは当日を楽しみに。あ、ここなんだと逆に気づいてもらいたい。井岡選手を上回るということは、見ていたら絶対に分かるはずなんで。徐々にペースの取り合いから始まって、そこからいろんな動きが出てくると思うので、そのへんを見てもらえたらいいのかな」と含みを持たせた。ちなみに試合中の公開採点について、拓真は「対応力は自分でも持ち味と思っている。(途中採点を)聞いてどう対応していくかを見てもらいたい」と自信。真吾トレーナーは井岡の対応力について「経験値はやっぱりあると思う」と認めながらも「当日の仕上げた拓真は関係なく自分のボクシングを出せると思う。今、その練習をしているので」とこちらも自信たっぷりだった。

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