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天心 “宇宙系ボクシング”見せる 転向5戦目で体がフィット 「普段ない動き」でタイトル初挑戦

[ 2024年10月14日 04:05 ]

Prime Video Boxing 10 WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦   同級1位 那須川天心(帝拳)<10回戦>同級2位 ジェルウィン・アシロ(フィリピン) ( 2024年10月14日    東京・有明アリーナ )

<ボクシング・那須川ら前日計量>前日計量を終えポーズをとる那須川(左)とアシロ(撮影・郡司 修)
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 8大タイトル戦2日目の前日計量が13日、都内で行われ、タイトル初挑戦の那須川天心はリミットの53・5キロで一発パスした。格闘技人生最軽量でクリアし、バキバキに仕上がった肉体を披露。両手を広げて天を仰ぐと「ボクシング転向5戦目でやっと体が定まった。あとはこれでパフォーマンスさえしっかりできれば文句ない状態」とニヤリと笑った。

 3戦連続のKO勝利も期待される5戦目。対戦相手のアシロとのフェースオフでは約17秒間にらみ合うと、最後はグータッチで健闘を誓い合った。地域ベルトをつかめば、国内での世界挑戦権を獲得する。世界戦を含む2日間興行へ「今、全員が強いというのが当たり前。そこでどれだけ自分の色を見せられるか」と話し、自身は「前回からさらに進化している。突拍子もない動きや、ボクシングでは普段ない動きだったりの“宇宙系ボクシング”を見せたい。ユニバーススタイルでやったろうかなと思う」と変幻自在のスタイルで初のベルト奪取を見据えた。 (伊東 慶久)

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