井上拓真がWBOAPスーパーバンタム級王座返上　来年にバンタム級で世界再挑戦へ

5回、ジェイク・ボルネア（左）に右ストレートを浴びせる井上拓真（撮影・島崎　忠彦）
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　プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者の井上拓真（26＝大橋）が15日付で王座を返上すると同日、大橋ジムの大橋秀行会長が明らかにした。

　世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥（29＝大橋）の弟で、元WBC世界同級暫定王者の拓真はバンタム級でWBA2位、スーパーバンタム級でWBC6位、IBFとWBOで5位に入っている。13日に有明アリーナで行われた“世界前哨戦”のノンタイトル戦に8回TKO勝ちし、「どの団体でもいい。来年中に世界挑戦したい」と宣言。兄・尚弥のスーパーバンタム級転向後、バンタム級で世界再挑戦する方針で「今度は自分が1つ1つベルトを集めていけたら」と尚弥に続く統一王者へ意気込みを示していた。