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慶大卒のエリートサラリーマン池田穂高 東日本新人王決勝へ闘志「倒して勝ちます」

[ 2022年10月6日 19:10 ]

<東日本新人王決勝戦発表会見>ライトフライ級決勝で対戦する服部凌河(左)と池田穂高
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 プロボクシングの第79回東日本新人王決勝戦(11月3日、後楽園ホール)の発表会見は6日、東京・後楽園飯店で開かれた。新型コロナウイルス感染の流行のため、発表会見が開かれるのは3年ぶりで、12階級の決勝に進出した23選手(1人欠席)が意気込みなどを語った。

 ライトフライ級の池田穂高(23=RK蒲田)は麻布高から慶大に進み、大手IT企業に勤務するエリートサラリーマン。麻布中までは野球部だったが、高校時代は帰宅部で大学入学後に「運動不足解消のため」にボクシング部に入部した異色の経歴の持ち主。初戦の2回戦は相手棄権により不戦勝となり、9月27日の準決勝がプロデビュー戦だったが、見事4回KO勝利を飾った。決勝の相手は中学時代に野球の日本代表に選出された高い運動能力を武器に3勝3KOの服部凌河(24=横浜光)。池田は「相手は注目選手らしいですけど、4ラウンドやるつもりはない。倒して勝ちます」と豪語した。

 あこがれのボクサーはWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)。「インファイトが好き」という池田は「やれるところまでやって限界を突破したい」と視線を先に向けた。

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2022年10月6日のニュース