元十両・貴ノ富士のスダリオ剛　衝撃1R53秒殺で弟・貴賢神のあだ討ち果たした

RIZIN.37   〇スダリオ剛　1RTKO　関根“シュレック”秀樹● （ 2022年7月31日    さいたまスーパーアリーナ ）

＜RIZIN37＞第8試合　関根“シュレック”秀樹　vs.　スタ゛リオ剛　スダリオ剛が秒殺で関根をKO（撮影・篠原岳夫）
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　左膝故障から9カ月ぶりに復帰した元十両・貴ノ富士のスダリオ剛（25）は関根“シュレック”秀樹（48）に1R53秒TKO勝ち。戦績を5勝1敗とし、次戦で海外強豪選手との対戦を希望した。RIZINワールドGPスーパーアトム級トーナメントは同級王者・伊沢星花（24）ら日本勢3選手が準決勝に進出。なお、サッカー元日本代表FW三浦知良の次男・三浦孝太（20）は30日夜に新型コロナウイルス陽性が判明し、欠場した。

　スダリオは衝撃のTKO勝利を収め、4月に双子の弟・貴賢神を破った関根に“あだ討ち”を果たした。前に出てきた相手を左フック一発で倒すと、追撃の右アッパーで勝負あり。わずか53秒の圧勝劇に「イメージ通りの展開だった」と納得の表情を浮かべた。

　勝利後には「日本人じゃなくて外国人でお願いします」と次戦の相手を要求。具体的には「あわよくばヒョードル選手とやらせてもらえれば」と、PRIDEなどで活躍したスターの名前を挙げた。試合前の会見で掲げていた目標は「世代交代」。「引退していない海外の選手はいっぱいいるので、僕が引退に追い込めれば」と45歳の皇帝を倒して自ら時代を切り開くことを誓った。