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シン・コーチ「個人的には7月頃に活動できればいい」日本ボクシング連盟 オンライン講座2日目

[ 2020年4月19日 23:10 ]

 国内アマチュアを統括する日本ボクシング連盟は19日、東京五輪代表と同五輪予選代表を対象にしたオンライン講座の2日目を開催した。日本代表のウラジミール・シン・コーチが男女9選手に、今後の練習メニューや個々の評価・課題について話した。

 女子ライト級の濱本紗也(日大)からは「対人練習不足が不安。いつ頃から合同練習ができるか予定がありますか?」との質問も出た。シン・コーチは「個人的には7月頃に活動できればいいと考えている。7月頃に終息すればJOC(日本オリンピック委員会)、AIBA(国際ボクシング協会)、JABF(日本ボクシング連盟)と話し合い、ウズベキスタンで合同練習をしたい」と返答。日本連盟の菊池浩吉副会長は「強化委員会で計画案などを話し合い、選手に情報を共有できるように提案する」とし、シン・コーチは「ロシアやカザフスタンも新型コロナの影響で自宅待機の状態が続いている。我々も大変だが、やろう」と付け加えた。

 女子フライ級東京五輪代表の並木月海(自衛隊)は「1週間の練習メニューをいただけたので、無駄もなく練習に臨むことができると思いました。こんな時期だからこそ日々の鍛錬が大切だと分かりました」とコメント。女子ウエルター級五輪予選代表の鬼頭茉衣(中京大大学院)は「このような生活がいつまで続くのか不安に思っていたが、シン・コーチの口から直接、今後の計画であったり、ウズベキスタンに合宿に行きたいなど前向きな話を聞くことができ、大きな希望が見えた」と話した。

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2020年4月19日のニュース