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世界初挑戦の井上 同級生と”仮想スパー”、懐に入り攻防

[ 2019年1月10日 05:30 ]

WBO世界スーパーウエルター級タイトルマッチ   王者ハイメ・ムンギア(メキシコ)《12回戦》同級3位・井上岳志 ( 2019年1月26日    米国ヒューストン・トヨタセンター )

駿台学園高時代の同級生の岡田博喜(右)とスパーリングを行った井上岳志
Photo By スポニチ

 世界初挑戦の井上岳志(29=ワールドスポーツ)がWBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者の岡田博喜(29=角海老宝石)と8ラウンドのスパーリングを行った。テーマは「いかに相手の懐に入るか」。駿台学園高時代の同級生でスピードのある岡田をムンギアに見立て、数パターンの出入りをテスト。終盤には岡田が鼻血を出すほど白熱した攻防を繰り広げた。

 「丸ごとムンギアに似てる選手はいないので、少しずつ似ている部分を見つけながらやってきた」と井上。さまざまなタイプの選手とスパーを消化し、無敗の王者との対戦に備えている。昨年9月に米デビューを果たし、2月に米2戦目を予定している岡田からは「(ボクシング部の)部長なんだから先陣を切ってもらわないと」とエールを送られ苦笑い。井上は20日に渡米する。

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2019年1月10日のニュース