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パヤノ 尚弥陣営に手の内見せず、波乱予告「可能性はある」

[ 2018年10月3日 05:30 ]

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ ▽バンタム級T1回戦&WBA世界バンタム級タイトルマッチ   王者・井上尚弥≪12回戦≫同級4位フアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国) ( 2018年10月7日    横浜アリーナ )

パヤノ(手前)の練習を見つめる大橋会長=右(撮影・吉田 剛)
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 井上に挑戦する元WBAスーパー王者パヤノが2日、都内で練習を公開した。大橋ジムの大橋秀行会長、井上の父・真吾トレーナーらも視察に訪れたが、パヤノはシャドー、パンチングボール打ちで終了と手の内を見せなかった。

 大橋会長は左手だけに巻かれたバンデージに注目し、「痛めているなら手首」と推測したが、グローブをつけない練習だったため、バンデージを巻くのを途中でやめただけと判明した。井上陣営が「落ち着いている」と印象を語った通り、百戦錬磨の34歳のサウスポーに気負いはない。「井上は下の階級から上げて2戦目だが私にはキャリアがある」と優位性を強調。井上がV候補筆頭に挙げられていることを問われると「参加するのは強いボクサーだけ。全員に可能性はある」と波乱を予告した。

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