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村田諒太 2年後も現役?「まだ殴り合ってるんですかね」

[ 2018年7月26日 15:21 ]

村田諒太のトークに感心してうなずく東京五輪マスコット「ミライトワ」
Photo By スポニチ

 ボクシングの2012年ロンドン五輪ミドル級金メダリストでWBA世界同級王者の村田諒太(32=帝拳)が26日、都内で開かれた「JOCオリンピック選手強化寄付プログラムwith Visa」の発表会見にゲスト出演した。

 同プログラムは、Visaカード保有者が自身のカードを利用して日本オリンピック委員会(JOC)公式サイトから寄付(一口500円)すると、Visaが同額を寄付するシステム。寄付金の2倍の金額が、2020年東京五輪を目指すアスリートの強化費として活用される。

 トークショーに出演した村田はアルバイト収入を元に五輪を目指している選手や、競技を続けるために就職活動に力を入れ、練習に集中できない選手がいる現状を紹介。「メダルを取ればスポンサーもつくけど、取るまでのサポートが必要。競技に専念できる環境をつくってあげないと」と訴え、「このような形でサポートしていただければメダリストも増えると思う」と効果を期待した。

 7月の日本列島は酷暑に見舞われており、2年後の東京五輪でも競技への影響が懸念される。村田は「対策は必要だが、ネガティブに見過ぎてもいけない」との見解を示し、練習時間や量の調節などの対応で「決まっている中で何ができるかが大事」と強調した。2年後の自分については「まだ(現役を続けて)殴り合ってるんですかね。ゆっくり五輪を観戦したいけど…」とつぶやいて笑いを誘いつつ、「五輪出身のアスリートとして楽しみ。何らかの形で選手のサポートをして、自分を育ててくれた五輪に還元できれば」と話した。村田は10月に米ラスベガスで2度目の防衛戦が計画され、今週末から2度目の走り込みキャンプを行う予定。

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