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パッキャオ 10度目世界王座獲得を狙う一戦の生中継決定

[ 2018年6月28日 15:20 ]

パッキャオ(右)はマティセから王座奪取なるか(写真提供・WOWOW)
Photo By 提供写真

 ボクシングの元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(39=フィリピン)が通算10度目の世界王座獲得を狙うWBA世界ウエルター級タイトルマッチ(7月15日、マレーシア・クアラルンプール)を、WOWOWが生中継することが決まった。KO率82%の同級王者ルーカス・マティセ(35=アルゼンチン)に挑戦する一戦を、同日午前11時からWOWOWプライムで放送する。

 パッキャオは昨年7月にジェフ・ホーン(オーストラリア)に判定負けし、WBO世界ウエルター級王座から陥落して以来1年ぶりの再起戦。今年12月に40歳になる年齢や、フィリピン上院議員の政治活動との“二足のわらじ”、長年コンビを組んだフレディー・ローチ・トレーナーとの関係解消などが、どう影響するか注目される。一方のマティセは44戦39勝36KO4敗1無効試合。右フックが強烈で、今年1月の王座決定戦でも自慢の武器でティーラチャイ・クラティンデーンジム(タイ)に8回KO勝ちしている。

 マレーシアで世界的ビッグマッチが開催されるのは1975年6月30日、ムルデカ・スタジアムで行われたムハマド・アリ(米国)―ジョー・バグナー(英国)の統一世界ヘビー級タイトルマッチ以来43年ぶり。今回の会場であるアシアタ・アリーナは1万6000人を収容できる。

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2018年6月28日のニュース