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大仁田 還暦迎える「実感はないけど、現実は受け止めないと」

[ 2017年10月25日 16:14 ]

還暦の誕生日を迎えた大仁田
Photo By スポニチ

 31日に東京・後楽園ホールで7年ぶり7度目の引退試合に臨む元参院議員のプロレスラー、大仁田厚が25日、60歳の誕生日を迎え、都内で会見した。赤いちゃんちゃんこ代わりに、赤いライダースジャケットをまとって登場した大仁田は「国内では5Lまでしかサイズがなくて、探すのが大変だった」と、やや窮屈そうな表情。それでも「今晩、背中に“邪道”と書こうかな」と上機嫌で、6本立てられたバースデーケーキのろうそくを吹き消した。

 「60歳になった実感はないけど、現実は受け止めないと」と感慨深げに話した大仁田は、「あと何年生きられるか分からないけど、60歳だからこそまた夢を追いかけたいと思う。プロレス界には貢献していきたい。まだ“ステーキ大仁田”(を開店するの)は早いな」と抱負。「俺、どういうわけか白髪がないんだよ」と若さを象徴する黒髪を自慢した。

 引退まで残すところ2試合。29日に名古屋国際会議場で最後の電流爆破マッチを行い、火気厳禁の後楽園ホールで行う引退興行は6人タッグの「ストリートファイト トルネード バンクハウスデスマッチ」を実施する。相手は藤田和之、ケンドー・カシン、NOSAWA論外組で、大仁田はパートナーに名乗り出た鷹木信悟、KAIとタッグを組むことを発表。「格闘技は格闘技のルールがあるけど、プロレスは何でもありと思っている。藤田に有刺鉄線バットの痛みを、一発ぶちのめしてやろうと思う」と気勢を上げた。

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2017年10月25日のニュース