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メキシコ人ボクサーの薬物違反 粟生戦で無効試合、出場停止も

[ 2017年8月25日 05:30 ]

新王者ネリ 薬物陽性、無効試合の可能性

ドーピング検査で陽性反応が出たネリ
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 【メキシコ人ボクサーの主な薬物違反】

 ▽エリック・モラレス ダニー・ガルシア(米国)に4回KO負けした12年10月の現役最後の試合前の検査でクレンブテロールが検出されたことが13年3月に判明。米国反ドーピング機関から2年間の出場停止処分を受けたが、引退後だったため影響なし。

 ▽レイムンド・ベルトラン 15年5月、粟生隆寛(帝拳)とのWBO世界ライト級王座決定戦で前日計量に失敗も2回TKO勝ち。しかし、筋肉増強剤のスタノゾロールに陽性反応を示したためファイトマネーの30%にあたる罰金と9カ月の出場停止処分を受け、粟生戦も無効試合に。

 ▽フランシスコ・バルガス 三浦隆司(帝拳)からWBC世界スーパーフェザー級王座奪取後の16年4月、オルランド・サリド(メキシコ)戦へ向けて自ら要求したドーピング検査でクレンブテロールに反応。成分入りの肉を摂取したのが原因として、追加検査を受けることを条件に試合が認められた。

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