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山中 V12へ“足固め” 沖縄走り込みキャンプスタート

[ 2017年1月11日 05:30 ]

走り込みキャンプのため沖縄へ出発した(左から)山中慎介、ホルヘ・リナレス、尾川堅一
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBC世界バンタム級王者・山中慎介(34=帝拳)が10日、沖縄で1週間の走り込みキャンプをスタートさせた。今春に予定する12度目の防衛戦へ向け、同僚のWBA&WBCライト級王者ホルヘ・リナレス(31=ベネズエラ)、日本スーパーフェザー級王者・尾川堅一(28)とともに下半身を強化する。

 沖縄キャンプはV11戦前の昨夏以来、通算5度目。「テーマは土台づくり。自分の中で一番キツいトレーニングだけど、これを乗り越えていつも自信がついている」と話した。キャンプは砂浜やクロスカントリーコースなどで午前は最長12キロの長距離走、午後はインターバル走が中心の2部練習。キャンプごとにタイムが計測されており、中村正彦トレーナーは「今までやってきたことをベースに、そこから上積みできるか」と34歳の“記録更新”を期待した。

 「厳しいメニューを用意してくれているので、質のいいトレーニングができるのは確か」と覚悟を示した山中。「楽しみは寝ることと食べることぐらい」という環境で、“神の左”をパワーアップさせる足固めに取り組む。 (中出 健太郎)

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2017年1月11日のニュース