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リナレス、判定勝利で王座統一!敵地でクローラに完勝

[ 2016年9月25日 08:49 ]

クローラを判定で下し、3本のベルトを手にしたホルヘ・リナレス(AP)

 ボクシングのWBA・WBC世界ライト級王座統一戦は24日、英マンチェスターで行われ、WBC休養王者のホルヘ・リナレス(31=ベネズエラ、帝拳)がWBA王者アンソニー・クローラ(29=英国)に3―0で判定勝ちし、WBC王座3度目の防衛に成功するとともに、WBA王座、WBCのダイヤモンドベルト、米専門誌リングマガジンの世界王者認定ベルトを新たに獲得した。戦績はリナレスが41勝(27KO)3敗、2度目の防衛に失敗したクローラが31勝(13KO)5敗3分け。

 リナレスは拳の骨折による11カ月ぶりのブランクを感じさせない軽快なフットワークを披露。地元の大声援を受けて前に出てくるクローラに序盤は左ボディーを当ててペースを支配し、中盤以降は右ショートや速いコンビネーションを要所でヒットさせた。最終回も打ち勝った形で試合を終え、採点は115―114、117―111、115―113とバラツキがあったものの明白な勝利。リナレスには今後、ケガで予定していた対戦が中止となり、その後WBC正規王者となったデヤン・ズラティカニン(32=モンテネグロ)との王座統一戦が義務づけられるとみられる。

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2016年9月25日のニュース