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河野 4度目の防衛戦へ練習公開「減量もあと3キロです」

[ 2016年8月23日 15:55 ]

防衛戦に向け練習を公開した河野

 ボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(35=ワタナベ)が23日、東京都品川区のワタナベジムで4度目の防衛戦(31日、東京・大田区総合体育館)へ向けた練習を公開した。ラッキーカラーの緑一色で、胸に大きく「V4」と書かれたオリジナルTシャツを着用。スパーリングは行わず、シャドーボクシングとサンドバッグ打ちにとどめたが「コンディションが凄くいいので、あとは減量だけ。減量もあと3キロです」と話した。

 同級1位ルイス・コンセプシオン(30=パナマ)との対戦へ向け、自身より背の低い日本ランカーらを中心に約100ラウンドのスパーを消化。元WBA世界フライ級王者で34勝24KO4敗の強打者に対し「勝負は後半だと思う。前半は強打をしのいで、後半に手数とカウンター狙い。相手はパンチを強く振って来るので、足(を使うこと)を意識したい」と作戦の一端を明かした上で「打ち合うところは相打ち覚悟で全部出し切ります」と決意を口にした。

 14年3月に2度目の戴冠を果たして以来、昨年の亀田興毅戦などを経て4度目の防衛戦。「ここまでよく来られたなという思いがある」と振り返った。ジムの大黒柱だった前WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志が不在の今回の興行ではリーダー的な役割も求められるが、「自分で勝つしかない。負けたら終わりというつもりでいる」と話した。

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2016年8月23日のニュース