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村田、米デビューへ状態“生涯最高”「こんな感覚は初めて」

[ 2015年11月1日 05:30 ]

世界2階級制覇のポール・マリナッジと写真に納まる村田

ミドル級10回戦 村田諒太VSガナー・ジャクソン

(11月7日 米ネバタ州ラスベガス・トーマス&マックセンター)
 ボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダリストで、WBC世界同級5位の村田諒太(29=帝拳)が米デビュー戦に向け国内練習を打ち上げた。日本時間8日に米ラスベガスで行われるプロ8戦目に向け「キャリアで一番いい試合が見せられる。こんな感覚は初めて」と訴えた。これまでも試合前に自信をみなぎらせてきたが「メディアの皆さん向け」リップサービスだったと告白。今回はその必要がないほど手応えを感じている。

 メンタルトレーニングの権威である東海大の高妻容一教授(60)から今夏2度にわたりレクチャーを受けた。「朝起きて他人を3回褒めろ」などポジティブな思考がモチベーション向上につながると説かれたという。

 メンタル面の安定は練習の充実にもつながり、田中繊大トレーナーの助言で技術面も強化。「今までは(パンチを打つ時)体を使い過ぎていた」と無駄な動きを省き、スタミナ消耗も抑えた。次戦はKO負けのないタフな相手だが「相手が何もできなくなってギブアップする」と圧勝する姿を脳裏に浮かべた。

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2015年11月1日のニュース