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「興毅と和毅に監禁された」JBC職員の訴えは棄却

[ 2015年10月1日 05:30 ]

 ボクシングの13年9月の亀田大毅の世界戦をめぐり、兄・興毅と弟・和毅に監禁され、脅されたとして日本ボクシングコミッション(JBC)の男性職員が計1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は「監禁や暴行はなかった」として請求を棄却。倉地真寿美裁判長は、うその事実の公表で名誉が傷ついたとする両選手の訴えを認め、職員に計320万円の支払いを命じた。

 試合前日の記者会見後、興毅と和毅が会見場から報道陣を退出させ、相手選手の使うグローブに関して男性職員を問いただした。職員は、2人から怒鳴られたり小突かれたりしたと主張していたが、倉地裁判長は、現場を撮影した映像などを根拠に主張を退けた。亀田側の北村晴男弁護士は「虚偽の事実を公表し、2人のプロボクサーを社会的に抹殺しようとするJBC職員の行為は到底許されない」と語った。

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2015年10月1日のニュース