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過酷?井岡 水着ギャルから声援受け、砂浜トレで12キロ走破

[ 2015年8月18日 05:30 ]

和歌山の白良浜で水着ギャルの声援を浴びながら走り込む井岡

WBA世界フライ級タイトルマッチ 王者・井岡一翔―同級12位ロベルト・ドミンゴ・ソーサ

(9月27日 大阪府立体育会館)
 9月の初防衛戦に向け、井岡一翔が和歌山・白良浜で2泊3日の走り込みキャンプに突入した。約500人の海水浴客でにぎわう砂浜では「ガンバって~」と水着ギャルから黄色い声援も飛ぶ中、片足3.5キロのシューズを着用して6往復、12キロを走り抜いた。

 「(海水浴客と)全く逆のことをしているんで、つらい部分はありますね。けど(人混みで)ぶつからないように走るには駆け引きがある」。人混みがどう動くか、気配を読んで巧みに接触を避ける。下半身強化だけでなくステップワークの練習につながった。

 甲子園で熱戦を展開中の高校野球にも刺激を受けている。ボクシングを始める前は少年野球で汗を流した。母校の大阪・興国高は68年に全国制覇した、かつての強豪だ。「ドラマがあるし、テレビ画面からでも伝わる雰囲気がある。僕も負けないように、戦う姿で勇気、感動を伝えたい」。真夏の頑張りは、秋の大きな収穫につながる。そう信じて井岡は走り続ける。

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2015年8月18日のニュース