寿以輝 バンタム級でも快勝宣言!父の同じ階級こだわりなし
バンタム級 辰吉寿以輝VS岡村直樹
(7月20日 なみはやドーム・サブアリーナ)
“浪速のジョー2世”辰吉寿以輝が19日、大阪市内でデビュー2戦目の前日計量に臨み、リミット(53・5キロ)を400グラム下回る53・1キロで一発クリアした。マッスルポーズを決め、6つに割れた腹筋をアピール。2連続KO勝利へ向け「(勝負を決めるのは)何回とか考えていない。勝つことは決まってるんで」と快勝を宣言した。
4月の初戦はスーパーバンタム級(リミット55・3キロ)だった。今回は父・丈一郎がWBC世界王座を獲得したバンタム級に進出。約11キロの減量が必要だったが「前回よりしんどかった。でも手応えはある」と仕上がりに自信を持つ。吉井寛会長は「試合を経験して、練習に取り組む姿勢や雰囲気が変わった。ボクサーらしくなった。今度はド突き合いじゃなくボクシングを見せてほしい」。試合でも成長ぶりを見せてくれると期待する。
本人は父と同じ階級にこだわりは「ない」と断言。「辰吉と言えば、寿以輝と言ってもらえるようになれ!」という吉井会長の激励を胸に奮闘する。
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