×

拓真、兄・尚弥と“世界の井上戦”だ!7・6東洋太平洋王座戦

[ 2015年6月25日 05:30 ]

井上兄弟の兄・尚弥(右)と弟・拓真

 ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥の弟・拓真(19=大橋)が横浜市内のジムで、東洋太平洋同級王座決定戦(7月6日、後楽園ホール)に向けた練習を公開し、軽快な動きを見せた。

 プロ5戦目で初のタイトルを懸けて戦う相手は39戦(31勝14KO5敗3分け)のキャリアを持つマーク・アンソニー・ヘラルド(フィリピン)。「力強さやタフネスさがある」と警戒しつつも「まずは勝ちにいって、流れを見てKOを狙いたい」と気合たっぷりに語った。

 大橋会長は「内容次第では次戦で世界もある。年内もあるかも」と6戦目の世界挑戦も視野に入れている。右拳を痛めている兄の尚弥の次戦が年末になる可能性もあり、12月に兄弟で世界戦競演の可能性も出てきた。拓真は「必ず王者になって、次につなげたい」と意気込んだ。

続きを表示

2015年6月25日のニュース