×

V8山中 傷ひとつなし!次戦は強敵熱望「物足りなさあった」

[ 2015年4月18日 05:30 ]

8度目の防衛成功を伝えたスポニチ本紙の新聞を持ってポーズをきめる山中

 ボクシングのWBC世界バンタム級王者の山中慎介(32=帝拳)は8度目の防衛から一夜明け、大阪市内で会見した。無敗の挑戦者サンティリャンを7回KOで圧倒した王者は傷ひとつない顔で「筋肉痛はないし、拳の痛みもない。すぐに練習できますね」とほほ笑んだ。

 次戦は9月頃を予定。他団体の王者との統一戦を望んでいるが、対戦候補だったIBF王者のカバジェロ(米国)は負傷で戦線離脱し、現在、ターゲットは定まっていない。具志堅用高の13回の防衛記録については「全く意識していない」と語り、「(今回は)物足りなさもあった。リスクのある選手と戦いたい」と強敵との対戦を熱望。帝拳ジムの本田明彦会長は「山中のモチベーションを保つためにも、いい相手を選ばないといけない」と山中の希望を尊重する意向だ。

続きを表示

この記事のフォト

2015年4月18日のニュース